パナソニックに世界最高峰ＣＴＢフーリー加入　ＴＬ電撃参戦へ！

ジャック・フーリー

　トップリーグ連覇を狙うパナソニックワイルドナイツは25日、今シーズンの新加入選手として南アフリカ代表（スプリングボクス）のCTBジャック・フーリーと契約を結んだと発表した。同チーム所属の日本代表LOジャスティン・アイブスがワールドカップ（W杯）の練習中に左膝前十字靱帯を断裂し手術をしたため、今シーズンの復帰が困難なことから、「日本代表選手派遣に対する代替選手追加登録」としてフーリーの加入が認められた。
　身長190センチ、体重105キロの大型CTBフーリーは、現在28歳。2003年のW杯ウルグアイ戦でテストマッチデビューを果たし、これまで69キャップを獲得。2007年W杯では中心選手としてスプリングボクスの優勝に貢献。今年、自身3大会目のW杯出場を果たし、コース取りに優れたパワフルな走りと出足鋭いハードタックルが魅力で、世界最高峰ミッドフィールダーのひとりと評される。テストマッチ32トライは、スプリングボクス歴代3位。
　なお、日本シーズン終了後には南アの所属ストーマーズに戻り、スーパーラグビーに参戦予定。