海外 2011.07.13

南アの至宝ジョン・スミット W杯後も引退せず サラセンズ移籍

南アの至宝ジョン・スミット W杯後も引退せず サラセンズ移籍

 南アフリカ代表のキャプテンを務めるPR/HOジョン・スミットが13日、今秋のワールドカップ(W杯)後に、昨季プレミアシップ王者のサラセンズ(イングランド)へ移籍することを明らかにした。地元の複数メディアが一斉に報じた。
 2000年6月10日のカナダ戦で代表デビューを果たして以来、102キャップを獲得。世界最強軍団と自負するスプリングボクス(南アフリカ代表)のキャプテンとして、歴代最多の76試合でチームをリードし、4年前にはW杯優勝を成し遂げた。2009年はブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの戦いを制し、トライネーションズ優勝のほか、フリーダムカップ(対ニュージーランド)、マンデラ・チャレンジ・プレート(対オーストラリア)などほとんどの栄冠を獲得し、近年は故障に苦しんでいたことから、33歳のスミットは今回のW杯後に引退するのではないかと噂されていた。
 スミットがヨーロッパラグビーに挑戦するのは2度目。2007年から1年間、フランスのクレルモン・オーヴェルニュでプレーした。


 


 

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