日本代表SH日和佐　2011年アジア５カ国対抗 最優秀新鋭に選出

　アジア5カ国対抗の冠スポンサーであるHSBCとアジアラグビー協会は7日、2011年アジア5カ国対抗で活躍が目立った新進気鋭の選手から最優秀選手を発表し、「HSBC アジア5カ国対抗 エマージング・プレーヤー・オブ・ザイヤー」に日本代表のSH日和佐篤が選ばれた。
　昨季トップリーグ新人賞を受賞した日和佐（サントリーサンゴリアス）は、2011年4月30日の香港代表戦で初キャップを獲得。5月13日のUAE（アラブ首長国連邦）戦でも先発出場で活躍するなど、日本代表の4連覇に大きく貢献した。
　日和佐は「このようなすばらしい賞に選んでいただき大変光栄です。これを機に、アジアラグビーの発展にご支援いただいているHSBC社にお礼を申し上げるとともに、チームメイト、コーチ陣、そして、私の成長を支えてくれているすべての皆様に感謝します」と受賞の喜びを語った。「今後もよいパフォーマンスを継続することで、日本ラグビーならびに、アジアラグビーの発展に少しでも貢献したいです。アジアラグビー界を代表していただいたこの賞を胸に、2011年ワールドカップの日本代表スコッドに選ばれるよう最善を尽くし続けます」。

　現在24歳の日和佐は、報徳学園高校、法政大学を経て、2010年にサントリーサンゴリアスの一員となった。チームメイトであった世界最高SHジョージ・グレーガンから英才教育を受け、入部1年目で「9番」を獲得。2010年度日本選手権優勝にも貢献し、2011年に日本代表入りを果たした。

（情報提供：アジアラグビー協会／写真：出村謙知）