国内
2011.07.06
サントリー 今年も春夏はハードに追い込む
自陣から果敢にボールを回し、走る「アグレッシブ・アタッキング・ラグビー」を提唱し、昨季日本選手権を制したサントリーは、今季も春と夏はフィットネス強化に時間を裂く。1試合通し休まず攻撃し続けるスタイルの基盤作りとして、前年度も早い段階から走りこみを多くこなしていた。それでも新シーズンは「去年よりハード」と選手は口々に言う。クラブハウス内の芝の養生のため河川敷の人工芝で行われた6日の練習では、各人にノルマのタイムが課された2キロ走が敢行された。その後はクラブハウスでフィジカルトレーニングが続いた。合間、合間で「お酒を飲んでいないのに吐きそう」「汗で手がふやけている」といった声が漏れた。チームは10日から16日まで長野・菅平で合宿を行う。
(文/向 風見也)