スプリングボクス W杯第１次登録メンバー発表　07年優勝戦士は21名

　南アフリカ・ラグビー協会は20日、ワールドカップ連覇を目指す南アフリカ代表の第1次登録メンバー49名を発表した。前回大会で世界一を経験したメンバーが21名残る豪華な顔ぶれ。
　6月8日には、第2次合宿に参加する37名まで絞りこまれていたが、最終登録メンバー30名が発表される8月23日（南ア時間）までは門戸が開かれており、今回新たにルースヘッドPRのディーン・フレイリング（ブルズ）、タイトヘッドPRのBJ・ボタ（アルスター）、LOヨハン・ムラー（アルスター）が招集された。
　前回の37名グループから落選していた、LOアリスター・ハーグリーヴス（シャークス）、FLフランソワ・ロー（ストーマーズ）、FLデオン・ステフマン（ブルズ）、NO8ライアン・カンコウスキー（シャークス）、SHリッキー・ジャニュアリー（ストーマーズ）、SOエルトン・ヤンチース（ライオンズ）、CTBアドリアン・ジェイコブス（シャークス）、WTBビヨルン・バッソン（ブルズ）、FBザイン・カーシュナー（ブルズ）は復活当選への望みをつないでいる。
　一方、神戸製鋼でも人気のSOピーター・グラント（ストーマーズ）や、2007年ワールドカップの優勝PRであるCJ・ファンデルリンデ（ストーマーズ）などは故障の影響もあり、再チャンスは巡ってこず。
　7月23日から始まるトライネーションズの参加メンバーはこの49名から選出予定で、スーパーラグビーの南ア勢の戦況を考慮して、7月2日か9日に発表される。