国内
2011.05.18
ヤマハに前タマリバのフォラウ愛世 「春から結果を」
2010年3月に酒気帯び運転で現行犯逮捕も、昨年度はアルバイトをしながらクラブチームのタマリバで日本選手権出場に貢献したNO8フォラウ愛世は、今季からジャパンラグビートップリーグのヤマハ発動機ジュビロに入部。「イキイキしていて、いいメンバーと試合ができるのをすごくワクワクしています」と語った。
昨季終了後、タマリバ富野永和監督の紹介でヤマハ清宮克幸新監督と会談。「トップリーグでやりたいか」「はい」「セールスポイントは」「相手の一番強い奴に負けたくない(というハート)」など数時間の会話で意気投合し、今回の契約に至った。
新チームにいち早く慣れるべく各選手の特徴を把握しながら、自身のコンディションも急ピッチで上げている。久々の国内トップレベルでのプレーとあって「俺は今年、結果を出さないといけない。春のオープン戦から結果を出さないと使ってもらえない。俺の同期(パナソニックワイルドナイツNO8ホラニ龍コリニアシら)もとっくに結果を出しているから、できる」と、短い時間で何度も「結果」という言葉を用いた。そのシーズン中さながらの引き締まった上半身は、多くのチームメイト、スタッフから関心を集めていた。
(文/向 風見也)