海外
2011.05.10
トップ14優勝逃した金持ちトゥーロン 新体制に着手もサンタンドレHC残留
フランス国内選手権トップ14のプレーオフ進出を逃したトゥーロンでは、早くも来季へ向けた体制づくりが着々と進められている。去就が注目されていたフィリップ・サンタンドレHC(ヘッドコーチ)は、ハイネケンカップ準々決勝に導いた手腕を評価され、残留が決定。しかしながら、ムラッド・ブジェラル会長はコーチ陣の大幅な入替を求めており、新しいスタッフとともに、優勝できるチーム作りに着手する。
トゥーロンは豊かな資金力を背景に、毎年、世界的ビッグスターを獲得しているが、来シーズンは、オーストラリア代表CTBマット・ギタウや南アフリカ代表LOバッキース・ボタといった、超大物の入団がすでに決まっている。さらに9日、「小さな弾丸」の異名を持つウェスタン・フォース(オーストラリア)のWTBデヴィッド・スミスとも2年契約を結んだと発表した。反対に、1年前にロンドン・ワスプスから移籍してきたばかりの元イングランド代表WTBポール・サッキーなどは、十分な結果を出せずに放出が決定している。