花園近鉄ライナーズに帝京大副将の上山らルーキー6人加入

　花園近鉄ライナーズは2月19日、2022年度新加入が決まったルーキー6人を発表した。

　帝京大学の副将を務め、4季ぶりの大学日本一に貢献したフランカーの上山黎哉がライナーズの一員となる。大阪桐蔭高校出身である元高校日本代表の上山は、「地元の花園でラグビーができることを大変嬉しく思います。チームのため、地域やサポートいただいている方々のために、一日一日全力で頑張ります」と意気込みを述べた。

　帝京大学と同じ関東大学対抗戦Aグループに属する早稲田大学からは、スクラムハーフの河村謙尚が加入。河村は「非常に長い歴史のあるこのチームで伝統を継承し、勝利に貢献できるよう全力を尽くしたいと思います」とコメントした。

　関東大学リーグ戦1部で4連覇を遂げた東海大学の副将で、大学選手権では4強入りに貢献したウィングの林隆広もライナーズに進む。林は「スタッフ、先輩方、同期と素晴らしい環境でラグビーに打ち込めることに感謝し、日々の練習に励みます。またチームに貢献できるようにラグビーだけではなく、それ以外のところも全力で取り組みたいと思います」と決意を新たにした。

　そして、地元関西の大学からは、天理大学のプロップとして奮闘した高橋虎太郎がライナーズの門をたたき、「これから一日一日無駄にすることなく、自分のスキルアップに努めることとチームの勝利のため全力を尽くしたいと思います」と誓った。

　さらに、トンガからの留学生で、九州学生リーグの日本文理大学でプレーしていたラタ・タンギマナとリエキナ・カウフシがそろってライナーズ入団決定。
　プロップのタンギマナは「周囲のサポートしてくださる人や、応援してくださる人に感謝しながらプレーしたいと思います」とコメントし、アウトサイドバックのカウフシも「これまでサポートしてくださった方々やチームメイト、スタッフ、地域の方々に感謝して一日一日全力で頑張ります」と述べ、新たなチャレンジをする。