セブンズ 2022.01.24

ワールドセブンズシリーズ・マラガ大会 男子は南アが劇的V、女子はアメリカ2季ぶり金メダル

[ 編集部 ]
ワールドセブンズシリーズ・マラガ大会 男子は南アが劇的V、女子はアメリカ2季ぶり金メダル
マラガで優勝した男子南アフリカ代表と女子アメリカ代表(Photo: Martin Seras Lima, World Rugby)


 7人制ラグビー代表の強豪が集う「HSBC ワールドラグビー セブンズシリーズ 2022」は、第3ラウンドがスペインのマラガで現地時間1月21日から23日にかけて開催され、男子は南アフリカが優勝、女子はアメリカが頂点に立った。

 新型コロナウイルス感染症の影響により、昨夏の東京オリンピックでメダルに輝いたフィジーとニュージーランドの男・女代表チームが不在のなか、男子の南アは今季開幕から3大会連続の優勝。
 マラガ大会の決勝ではアルゼンチンと対戦し、後半に逆転を許したが、残り時間1分で同点とすると、ホーンが鳴ったあとのアタックでセルヴィン・デイヴィッツがディフェンスを切り裂いて劇的なトライを決め、24-17で熱闘を制した。
 アルゼンチンは13季ぶり3度目のタイトル獲得に近づいたが、逆転負けで悔し涙をのむこととなった。

男子決勝で大活躍だった南アのセルヴィン・デイヴィッツ(Photo: Martin Seras Lima, World Rugby)
女子決勝で激突したアメリカとロシア(Photo: Martin Seras Lima, World Rugby)

 女子のアメリカは2020シーズンに自国開催大会で優勝して以来、3度目のカップ制覇となった。
 ノックアウトステージではイングランド、フランスに競り勝って決勝に進み、ファイナルでは、総合ランキング1位のオーストラリアを準決勝で倒したロシアを35-10で下し、歓喜となった。
 ロシアは2016シーズンのドバイ大会以来3度目の決勝進出だったが、またしても初優勝には届かなかった。

 男子の日本は最終日に連勝し、マラガ大会は13位で終えている。

 シリーズの第4ラウンドはスペインのセビリアに場所を移し、1月28日から30日にかけて男女合同で開催される。

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