元マオリ代表主将のベイトマンが東芝に復帰 30歳SH辰野新之介もブレイブルーパスの一員に
昨シーズン途中に東芝ブレイブルーパス(現:東芝ブレイブルーパス東京)を退団していたティム・ベイトマンが、同クラブに復帰することが12月17日に発表された。新型コロナウイルスの影響などもあって残念な形でチームを去っていたが、マオリ・オールブラックスの主将も務めたことがあるベイトマンは多くから尊敬されるプレーヤーであり、今年4月に東芝退団が発表された際、トッド・ブラックアダー ヘッドコーチは「素晴らしいチームマンであるティムはこれまで私たちを大いに助けてくれた。またどこかで再会できることを願っている」とコメントしていた。
ニュージーランドに帰国後、古巣のクルセイダーズなどでたくさんのトレーニングをしていたという34歳のベイトマンは、「リーグワン開幕に向けて、再び東芝ブレイブルーパス東京の仲間と一緒にできることが待ち遠しいです。2022年に自分たちが目標とする最高のチームになれるよう、自分自身、チームがしっかりとした準備をするためにできることは全て実行したいと思います」と意気込む。
かつてコカ・コーラやリコーでもプレーし、国際リーグのスーパーラグビーでも活躍するなど経験豊富なスタンドオフ、センターであり、チームにとって貴重な存在となりそうだ。
「ブレイブルーパスには日々向上しようと試みている素晴らしい選手とコーチがいます。素晴らしい才能とともに、実り豊かなシーズンにし、東芝ブレイブルーパス東京がいるべき場所に返り咲けるようにしていきたいと思います」
そして、もうひとり、早稲田大学出身で東京ガスなどでプレーし、ニュージーランド留学も経験した辰野新之介も東芝ブレイブルーパス東京への2021年度新加入が決まった。30歳のスクラムハーフである辰野は、「東芝ブレイブルーパス東京という歴史ある素晴らしいチームの一員になれたことを本当に嬉しく思います。チームの目標達成に貢献できるよう、日々ベストを尽くし、私なりの恩返しをしたいと思います」とコメントした。