来年11月にトゥイッケナムでW杯前哨戦　日本代表とイングランド代表の対戦決定

　ラグビーワールドカップ2023フランス大会の1年前に、日本代表にとって貴重なテストマッチとなりそうだ。
　2022年11月12日にロンドンで、現世界ランキング3位のイングランド代表と対戦することが決まったと、日本ラグビー協会が公式に発表した。会場は8万人以上を収容できるラグビーの聖地、トゥイッケナム・スタジアムだ。

　日本代表はこれまでイングランド代表に勝ったことはなく、前回、2018年に同会場で挑んだときは健闘したものの15－35で敗れている。
　2020年夏にイングランド代表が来日して大分と神戸で2試合をおこなう予定だったが、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となっていた。

　ワールドカップ2019日本大会の準優勝チームであるイングランド代表と、同大会ベスト8の日本代表は、2023年のフランス大会で同組に入ることが決まっており、来年11月のテストマッチは前哨戦となる。

　日本代表のジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチは、「世界で最も偉大なラグビースタジアムのひとつであるトゥイッケナムで、再び試合ができることを嬉しく思っています。前回2018年に訪れたときと同様、会場の雰囲気は最高潮に達することでしょう。イングランドは常に手強い相手であり、イングランドのホームであるトゥイッケナムのラグビーファンの前でイングランド代表と対戦することは、我々にとって非常に大きな意味があります。2023年にフランスで開催されるラグビーワールドカップに向けて、私たちチームが必要としているプレッシャーと経験を得ることができます」とコメントした。