女子
2013.09.09
速い長身の女性 求む! ワールドクラスのセブンズプレーヤー発掘・育成へ

2020年夏季オリンピックの東京開催が決まり、ますます注目が集まる7人制ラグビー。世界最高ステージでのメダル獲得へ向け、ワールドクラスになる可能性を秘めたタレントの発掘は、最重要課題のひとつだ。
日本スポーツ振興センター(JSC)はこのたび、文部科学省より受託した「メダルポテンシャルアスリート育成システム構築事業」の一環として、『ナショナルタレント発掘・育成(NTID)プロジェクト』を実施する。全国規模で特に優れたタレント・アスリートを発掘し、さらにナショナルトレーニングセンターにおける検証・育成プログラムを通して、タレント・アスリートの適性に応じた競技や中央競技団体へのパスウェイ(メダリストへの道筋)を構築することが目的で、ナショナルレベルでは初の試みだ。
プロジェクト第1弾として、『長身者×スピード×女性』をターゲットに、広く未来のトップアスリートを公募。特に7人制ラグビー(女子)の適性を見極めるために、スポーツ医・科学に基づいたフィットネステスト及び専門的能力の測定を実施し、2016年リオデジャネイロ・オリンピックの出場を目指す選手を発掘していく。日本のスポーツ界の総力を結集して、ユニークで圧倒的なパフォーマンス、ポテンシャル、適性を兼ね備えたワールドクラスのタレント・アスリートの誕生が期待される。
女子7人制ラグビーで求めているのは、世界基準となる身長170センチ以上の女性で、スピード、パワーに自信がある者。書類選考の合格者を対象に、今月14日に一般体力テスト及びラグビー適性テストが行われる。