国内 2021.10.19

日大4年生の結束が生む強力モール。「練習後の練習」で精度上げ、開幕3連勝を支える強みに

[ 多羅正崇 ]
日大4年生の結束が生む強力モール。「練習後の練習」で精度上げ、開幕3連勝を支える強みに
10月17日の大東大戦では4トライを記録した日大2年HO井上風雅。そのうち3つは、4年生7人が占めるFWのモールによるもの(撮影:松本かおり)

4年PR鈴木哉斗(右)は新潟・開志国際からきたフットボール・プレーヤー(撮影:松本かおり)
フィジカルを前面に出し戦う日大(撮影:松本かおり)
昨年初めまではLOだった4年PR山内開斗(左)は身長188㌢、注目の大器(撮影:松本かおり)

 関東大学リーグ戦1部の雄として年々存在感が増している日本大学。昨季は大学選手権で2年連続のベスト8に到達した。 

 主力メンバーが多く残る今季は、関東リーグ戦で開幕3連勝。強みのひとつであるディフェンスも試合を重ねるごとに精度が高まっている。中央大学との開幕戦は50-22、続く専修大学戦は86-3、そして10月17日の大東文化大学戦では完封勝利(31-0)だった。

 大東大戦の前半は、冷たい雨風が吹きつけるコンディション。日大と同じく守備にこだわる大東大も、HO酒木凜平主将、FL吉瀬航太らFW陣をはじめ、SH稲葉聖馬、CTB戸野部謙といったBK陣も鋭いタックルで堅陣に貢献した。

 しかし我慢比べでは日大も負けなかった。日大の先発FWは8人中7人が4年生。つまり学生ラストシーズンに懸ける者が先発FWに7人いた。

「フォワードは4年生メインです。みんな自立していて、厳しい場面でも心が折れません。大東大戦では我慢して戦うことができました」

 そう語るのは、愛知県名古屋市出身の4年生PR鈴木哉斗だ。

 新潟・開志国際高ではラグビー部とアメフト部に所属。週の3日間はラグビー、残りはアメフトに打ち込むという二刀流生活を送っていた異色の22歳だ。

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