国内
2013.07.31
「フィジカルラグビー」提唱するトヨタ 外国人2人が「2本柱」?
トヨタ自動車 廣瀬佳司監督
(撮影:BBM)
昨季、日本最高峰のトップリーグ(TL)で5位だったトヨタ自動車は、お家芸の「フィジカルラグビー」で初の栄冠を狙う。
TLでは2004年度から参戦以来6度の4強入りを果たす強豪も、タイトル獲得には至らず。壁を越えるべく、就任2年目の廣瀬佳司監督はチームカラーでもある激しさを重視する。春先、「ストレングスをしっかり高めて、どのチームも圧倒できるフィジカルを、と。夏合宿でその強みが出てきたら、それを活かすラグビーをする」と話していた。
注目される選手の1人は、ニュージーランド代表48キャップ(国同士の真剣勝負への出場数)で入団2年目のFLジェローム・カイノか。BKでは、SO/CTBキャメロン・マッキンタイアーがNECから加入。廣瀬監督は「2人を2本柱としてチーム作りができれば。キャメロンは10、12ができる。いろんなところを任せる」と期待している。
今季のTL初戦は9月1日。相手は、同じ愛知県を本拠地とする豊田自動織機だ(愛知・豊田スタジアム)。
(文・向風見也)