近鉄退団のストーバーグはリコーへ 池田悠希と元U20イングランド主将もブラックラムズに
ピーター・ヒューワット新ヘッドコーチが率いる新体制で来年1月開幕の『ジャパンラグビー リーグワン』を戦うリコーブラックラムズ東京が、新たに3選手を獲得した。
そのひとりが身長204センチ、体重120キロのハードワーカーで、近鉄ライナーズ在籍時(2016~21年)に同クラブのレジェンドであるトンプソン ルーク(日本代表71キャップ)の後継者といわれたマイケル・ストーバーグ。
スーパーラグビーのサンウルブズ(日本)やレベルズ(オーストラリア)でもプレーした経験がある29歳のロックは、「ブラックラムズ東京での新しいスタートをとても楽しみにしています。日本のラグビー界は、新しいリーグが始まるエキサイティングな時期であり、これからのチャレンジと、ブラックラムズの成功に貢献できることをとても楽しみにしています。ブラックラムズのファンの皆さん、皆さんにお会いできることを非常に楽しみにしています。そして、皆さんのサポートに感謝しています。近鉄での5年間で出会ったファンの皆様には、これからも私と私の家族を応援していただければ幸いです。ooen yoroshiku onegaishimasu」とコメントした。
新戦力は英国からも来日し、元U20イングランド代表主将のハリー・マリンダーがブラックラムズの一員となる。
身長196センチ、体重112キロの25歳で、スタンドオフ、センター、フルバックでプレーできるユーティリティBKのマリンダーは、ノーサンプトン・セインツでプレミアシップを経験。名将エディー・ジョーンズが指揮するイングランド代表に招集されたこともある。
日本で新たな挑戦をすることに決めたマリンダーは、「私は、リコーブラックラムズ東京に加入することや、日本のカルチャーに触れることを非常に楽しみにしています。ピーター・ヒューワット ヘッドコーチとお話しさせていただいた際、チームが持つ目標は明確で、リコーでのキャリアをスタートさせることを楽しみにしております。皆さんと早くお会いできることを心待ちにしており、チームのために私の全てを捧げたいです。Dozo Yoroshiku Onegaishimasu」とファンや新しい仲間にメッセージを送った。
そして、昨シーズン後にNTTコミュニケーションズシャイニングアークスを退団した池田悠希もブラックラムズ東京への入団が決まり、新たな一歩を踏み出す。ジュニア・ジャパンの経歴を持つ26歳のセンターは、「新しいチャレンジができることが楽しみです。この機会を与えてくれた皆様に感謝します。チームの優勝、そして日本代表を目指してひたむきに活動していきたいと思います。よろしくお願いいたします」と意気込みを述べた。