海外
2011.04.17
マグナーズリーグはアイルランド勢好調 マンスターはホーム準決勝が確定
ウエールズ、スコットランド、アイルランド、イタリアのトップクラブおよび地域代表チームにより争われるマグナーズリーグは今週末、第20節の全6試合が行われた。
首位のマンスター(アイルランド)は、プレーオフ進出の可能性を残すスカーレッツ(ウエールズ)の粘りに苦しんだものの、敵地勝利で首位をがっちりキープ。2位との勝点差を「14」とし、準決勝をホームで戦うことが確定した。アルスターとのアイルランドダービーを制したレンスターは、前半だけで4トライを奪う猛攻を見せ、ボーナスポイント「1」を上乗せしての勝点「5」を獲得。欧州最強クラブ決定戦「ハイネケンカップ」でも4強に残るなど勢いがあり、4位から2位に順位を上げた。ウエールズ代表ウォーレン・ガットランド監督が見つめるなか行われた、ニューポート・グウェント・ドラゴンズとオスプリーズによるウエールズ対決は、ホームのニューポートに軍配。トップ4の足場を固めたいオスプリーズだったが、後半18分まで21点差をつけられながら2つのトライなどで反撃に出たものの、一歩およばなかった。
総当たりリーグ戦は残り2節だが、悪天候により延期となっていた第11節「ニューポート・グウェント・ドラゴンズ対カーディフ・ブルーズ」の試合はまだ消化されておらず、5位のカーディフ(ウエールズ)がプレーオフ進出資格となるトップ4に、逆転で滑り込む可能性は十分にある。