国内 2021.06.05

國栃が茗溪に快勝ほか、関東高校大会7試合をリポート。

[ 編集部 ]
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國栃が茗溪に快勝ほか、関東高校大会7試合をリポート。
國學院栃木は茗溪学園に快勝。6日に7年ぶりの優勝をかけ、流経大柏に挑む(撮影:福島宏治)

 関東1都7県の上位校が集い7ブロックに分かれて戦う、関東高校大会の1回戦が6月5日に成田市中台運動公園で行われた(25分ハーフ、6日に決勝と3決)。ここでは陸上競技場で行われた、7試合の模様をショートリポートと写真でお届けする。

◆球技場での7試合はこちら

@成田市中台運動公園陸上競技場
PHOTOS◎福島宏治

第1試合 Gブロック
成城学園 26-10 佐野日大

 東京都大会の予選で本郷を倒して6大会ぶりの出場となった成城学園は、2分にPR林一乃輔②のトライで先制すると、前半3トライ2ゴールで19-0とリード。後半に入って、佐野日大に2トライを奪われて追い上げられるも、後半22分にキャプテンのPR柴田祐也③が決めて、粘る佐野日大を振り切った。

成城学園
佐野日大

第2試合 Fブロック
早稲田実業 60-5 日立第一

 Fブロックに入った早稲田実業は、試合開始こそ日立第一のディフェンスにゴールラインを割ることができなかったが、6分にFB佐々木豪生②が右中間に飛び込むと、その後は次々とトライを奪い前半だけで27-0と圧倒した。後半に入っても勢いに乗った早稲田実業は、計10トライの快勝。日立第一は後半18分にWTB藤田翔吏②が執念の1トライを返した。

早稲田実業
日立第一

第3試合 Eブロック
東海大甲府 20-17 幕張総合

 東海大甲府は開始1分にCTB中村竜也③が中央40mのPGを決めて3点を先制。11分にもSO立山颯一②が左中間に飛び込んだ。後半に入って勢いのついた幕張総合は2分にCTB永沢一真③がトライを決めて3点差とした。その後1トライ1ゴールで再び10点差に広げられるも懸命に追い上げて、終了間際にCTB関蔵人③の執念のトライとSO木下大輔②のゴールで3点差まで詰めたが、あと一歩、届かなかった。

東海大甲府
幕張総合

第4試合 Dブロック
東京 24-10 深谷

 互いに決定機をつくるもなかなかトライを生み出せなかったが、9分に東京のキャプテンSH野村幹太③が中央に先制トライ。12分に深谷のWTB齊藤雅也③にトライを奪われるが、20分に東京はFB水野拓②がビッグゲインで追加点を決めて前半を14-7で折り返す。後半に入っても東京が2トライを加えて、24-10で粘る深谷を振り切った。

東京
深谷

第5試合 Cブロック
東海大相模 52-19 目黒学院

 東海大相模は5分にCTB野口涼②の先制トライを皮切りに前半4本、後半4本のトライを奪った。目黒学院も184㌢、107㌔のPRシオネ・ポルテレを中心に身体の大きな選手たちを中心にチャンスをつくり、3トライを奪って意地を見せた。

東海大相模
目黒学院

第6試合 Bブロック
昌平 24-7 日川

 昌平は開始3分にキャプテンのFB北川拓来③が右中間に飛び込むと、11分にはNO8西川昴辰③、18分には再びFB北川が決めて、前半19-0とリードする。後半4分にもWTB平塚和③が追加点。後半6分に日川に1トライを奪われたが、24-7で快勝した。

昌平
日川

第7試合 Aブロック
國學院栃木 24-0 茗渓学園

 均衡を破ったのは國學院栃木だった。14分、ラインアウトモールからPR齋藤健太③が押し込んで先制トライ。後半に入っても勢いは変わらず。13分にSH国原碧東③が右中間に飛び込むと、その後も2トライを奪って、24-0で茗渓学園を完封した。

國學院栃木
茗溪学園

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