セブンズ 2013.03.14

セブンズNZ主将が復活 ケニアの英雄は東京セブンズ不参加へ

セブンズNZ主将が復活 ケニアの英雄は東京セブンズ不参加へ


DJ


ラスベガス大会を欠場したDJ・フォーブスだが、アジアラウンドではオールブラックス・セブンズを牽引する
(Photo: IRB / Carl Fourie)


 



 3月にアジアで行われる7人制ラグビーのビッグイベント、HSBCセブンズワールドシリーズの第6ラウンド・香港セブンズ(3月22〜24日)と第7ラウンド・東京セブンズ(3月30〜31日)に向け、強豪国の大会登録メンバーが明らかになってきた。
 3季連続11度目のシーズン王者を目指すニュージーランドには、膝を負傷していたDJ・フォーブスが復帰。しかしながら、昨年のIRB(国際ラグビーボード)最優秀セブンズ選手であるトマシ・ザマや、チーム1のトライスコアラーであるカート・ベイカーなど複数の主要メンバーが怪我を抱えており、スコッドから外れた。それでもベテランのザマはチームに同行する予定で、スタッフの一員としてサポートする。
 第5ラウンドのラスベガス(アメリカ)大会を制し、現在ランキング2位につけている南アフリカも故障者続出で、予備軍でアピールを続けていたスティーヴン・ハントを招集した。2011年にIRBのセブンズ大賞に輝いたセシル・アフリカは膝の回復が間に合わず、主力のカイル・ブラウンは足首を負傷、マーク・リチャーズはアキレス腱を痛めており、アジアラウンドには参加しない。
 2月の第4ラウンド・ウェリントン(NZ)大会で準優勝だったケニアは、今季チーム最多の16トライを挙げているコリンズ・インジェラの不参加が決定。2009年にケニアの最優秀スポーツマン賞を受賞した英雄は、国内所属チームからリリースされず、秩父宮でダイナミックな走りを見せることはできなくなった。しかしながら、副将のシドニー・アシオヤが太もも裏の状態が万全となり、約4カ月ぶりに戦列復帰する。


 

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