国内
2020.12.25
第100回まであと2日! 決勝再現⑨第98回・大阪桐蔭26-24桐蔭学園
大阪桐蔭が春のリベンジ。スタイルを築き上げ念願の初優勝
前評判通りの4校が勝ち上がる
2018年度。前年度の花園上位校の多くで大幅にメンバーが入れ替わり、この年は当初から各校関係者が「どのチームにもチャンスがある」と口をそろえるシーズンになった。
◆後半7分、大阪桐蔭はPR江良楓のトライで逆転、互いを鼓舞する
選抜大会と同じ顔合わせとなった決勝。先に流れに乗ったのは、FW戦で優位に立つ大阪桐蔭だった。前半7分、ラインアウト起点の攻撃からブラインドWTB三島琳久がギャップを抜け出し、外をフォローしたFB伴井亮太が左中間に飛び込む。13分にも中盤のスクラムからBKのサインプレーで攻め込み、テンポよく継続してSO嘉納一千がフィニッシュ。一気に12-0とリードを広げた。