元豪代表トマネがリコーに入団 アイザック・ルーカスは兄とチームメイトに
リコーブラックラムズに元オーストラリア代表ウイングのジョー・トマネが2020年度入団することが決まった。
ラグビーリーグ(13人制)出身のトマネは2012年に15人制に転向し、ブランビーズの一員としてスーパーラグビーで活躍。まもなくオーストラリア代表デビューを果たし、2015年のワールドカップを含むテストマッチ17試合に出場した。その後はフランスのモンペリエ、アイルランドのレンスターでもプレー。身長190センチ、体重102キロの経験豊富な30歳で、走りは爆発力があり、ディフェンスも堅く、センターとしても魅力的なオプションとなる。
日本行きを決めたトマネは、「リコーに加入すること、日本でラグビーをすることに非常にワクワクしております。日本の文化やリコーの文化に溶け込みたいと思います。新しいチームメイトやコーチングスタッフ、メディカルスタッフと一緒に働けることを心待ちにしております。自分がチーム組織のなかで新たにポジティブな影響を与えられればと思います。ファンの皆さんにお会いし、皆さんの前でプレーできることを心待ちにしております」とコメントした。
そして、レッズのユーティリティBKとしてスーパーラグビーでプレーしていた元U20オーストラリア代表のアイザック・ルーカスもリコーブラックラムズ入団が決定。兄のマットはブラックラムズのスクラムハーフであり、兄弟そろっての活躍が期待される。ちなみに、コカ・コーラレッドスパークスのベン・ルーカスは長兄だ。
21歳と若いアイザック・ルーカスは、「リコーがくれた機会にとても感謝しています。私はクラブ、特に文化と熱心なファンについて、良いことしか聞いていません。ブラックラムズの一員となることに非常に興奮しており、合流するのが待ちきれません」と意気込んでいる。
そして、コーチングスタッフには、ブランビーズでアシスタントコーチを務め今年のスーパーラグビーAU優勝に貢献したピーター・ヒューワットが加わる。
ヒューワットはかつて選手、コーチとしてサントリーサンゴリアスにいたことがあり、これまで重ねてきた経験を今度はリコーブラックラムズで活かす。