海外
2012.12.25
泥沼セール・シャークス 職員がフェイスブックでファンにブチギレ、解雇
イングランド最高リーグのプレミアシップで、今季11節を終えて1勝10敗の最下位と苦しんでいるセール・シャークス。裏方のスタッフやサポーターもイライラが募っているようで、ソーシャルメディア担当の責任者がフェイスブック上でサポーターの厳しい批判にブチギレして、12月24日に解雇されたことが明らかになった。
『BBC SPORT』によると、今年10月に26歳の女性スタッフがフェイスブックに問題的コメントを投稿。「ああ、プレミアシップのホームゲーム過去7試合で負けてしまったときに、スポーツクラブのソーシャルメディアを管理することの喜びったらないわ」、「『ブログやツイッターに費やす時間があったらコーチングにもっと時間をかけろ』とコメントしてくるセール・シャークスのファンに言いますけど、ウェブサイトやソーシャルメディアを担当するスタッフと、チームをコーチするスタッフは同じメンバーではありませんよ」などと書き込み、しまいには不適切な言葉を使って「あなたって本当にバカね」と軽蔑的なコメントをしてしまったという。
10月の騒動ながら問題が明るみとなったのは先週で、チーム内部の厳しい懲戒審査のあとに解雇が発表された。
セール・シャークスの最高責任者であるスティーヴ・ダイヤモンド氏はこの件について、「151年の歴史において、我々のクラブは常にサポーターからの手厚い支援によって成り立ってきた。彼女は踏み込んではならない線を越えてしまった」と発言している。