日本開催ラグビーワールドカップ 2015年5月に試合会場決定へ
2019年、日本中にラグビーワールドカップの熱狂を!
(撮影:BBM)
2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップの運営主体となる「ラグビーワールドカップ2019組織委員会」(JR2019)は12月20日、都内で平成24年度第2回理事会を開き、試合開催会場(自治体)選定方針や、試合開催会場選定スケジュール、ラグビーファミリー参加による大会ビジョン作成などについて決定した。
今後は、「全国津々浦々までラグビーワールドカップ2019の熱狂を広げ、日本中にその恩恵をもたらす」などの選定方針をもとに、来年5月末までに試合開催会場(自治体)に関するガイドラインを決定して発表し、2014年3月末に開催希望自治体の受け付けを締め切る。そして同年4月から候補地の視察を行い、2015年5月に全48試合の会場を決定する予定。試合会場は10カ所程度になる見通し。
なお、大会ビジョンの策定に関しては、来年1月末から2月中旬にかけて日本ラグビー協会サイトなども活用して、全国のラグビーファンやラグビー関係者に大規模な調査を実施する。大会ビジョンの発表は2013年5月末を予定している。
【ラグビーワールドカップ 2019 試合開催会場選定方針】
◆日本に豊かなフットボール文化を醸成できるスタジアムや施設を整備する。
◆開催地のスポーツ文化をさらに普及・発展させ、盛り上げる。
◆選手やマッチオフィシャル、観客、運営担当者、開催地の住民などラグビーワールドカップ2019に関わる全ての人に夢や感動、喜びを提供する。
◆スポーツの力で開催地の活力を増進し、地域の発展に貢献する。
◆ナショナルプロジェクトとしての地域バランスを考慮する。
◆全国津々浦々までラグビーワールドカップ2019の熱狂を広げ、日本中にその恩恵をもたらす。