#セブンズも止めるな2020、展開中。7月27日には『LIVE KUWAZURU』！

　世の中が平穏だったなら、明日（7月24日）、東京オリンピック2020は開会式がおこなわれるはずだった。
　これから平穏が訪れるなら1年後の今日、7月23日に祭典は始まる。

　新型コロナウイルス感染拡大による1年延期の影響を受け、五輪への挑戦を断念した桑水流裕策（コカ・コーラ）は最近、いろんなことを考えてきた。
　福岡大学2年生の時にセブンズ日本代表に抜擢され、スリランカセブンズに参加した。突如自分の世界が広がった。それをきっかけに、人生も、ラグビー人生も豊かになった。

長く世界の舞台で活躍し、2016年のリオデジャネイロ五輪にはセブンズ日本代表の主将として参加し、4位に躍進する。
　15人制日本代表に選ばれたのもセブンズを通して世界で揉まれてきたからだ。
　セブンズそのものと、それを通して得た仲間たち、関係者への愛情を人一倍持っている。

　そんな人生を歩んできたから、五輪挑戦断念後も、いつも考えてきた。セブンズ発展のために自分ができることは何かないだろうか、と。
「五輪に挑戦した後にやりたかったこと。五輪挑戦を断念したいま、やりたいと思っていること。それは、同じものでした。セブンズの魅力をもっともっと多くの人たちに知ってもらいたい。五輪でのメダル獲得を目指して頑張っている選手たちがいる。ラグビーでオリンピックを目指す人たちがもっと出てきてほしい。そんなことを考えて始めたものです」
　それが『#セブンズも止めるな2020』だ。

「『#ラグビーを止めるな2020』という企画が立ち上がっていますが、セブンズも何かできないかと考え『#セブンズも止めるな2020』と銘打ち、7月14日からSNS上で動き出しています」
　コロナ禍で多くのセブンズ大会が中止となった。Y.C.＆A.C.、アシックスカップ、太陽生命女子セブンズ、国体…と、プレー機会を失った選手たちに動画を投稿してもらい、それを紹介をすることで、未来のセブンズプレーヤー、オリンピアンの発掘に繋がるかもしれない。
　この活動で、ラグビーで五輪を目指せることを知る人が出てくるかも。来年の五輪でのメダル獲得への後押しになったらいいな。いろんな思いが膨らむ。

#セブンズも止めるな2020
#ラグビーでオリンピックへ

　これらをつけて、TwitterまたはInstagramに動画をアップしよう。
　セブンズの動画に限ればなかなか難しいから、練習風景や、15人制、12人制、ビーチラグビーなども可。そこから、セブンズにつながる何かを見つけよう。

　もし、今年東京オリンピックが開催されていたらセブンズの開幕日だった7月27日には、それらをYouTubeチャンネル『LIVE KUWAZURU』にて紹介（20:00開始）。桑水流本人に加え、元セブンズ日本代表選手たちがトークを展開する。
　これらの活動が、新たな才能の発掘につながるといいな。