国内 2012.12.09

神戸製鋼がプレーオフに前進 NTTドコモとサニックスは連敗止まらず

神戸製鋼がプレーオフに前進 NTTドコモとサニックスは連敗止まらず

 ジャパンラグビートップリーグは12月9日、第10節の4試合が群馬、岡山、徳島、佐賀で行われた。
 今季負け知らずの神戸製鋼は、長いトンネルが続く福岡サニックスと対戦し、計8トライを奪って52−7と完勝。9勝1分の勝点45とし、4季ぶりのプレーオフ進出をほぼ確実にした。サニックスは開幕戦で勝利したものの、その後9連敗(勝点6)で13位のまま。
 前節終了時点で4位だったパナソニックは、NTTドコモを65−7と圧倒し、7勝3敗(勝点35)で3位に浮上した。日本代表のニューフェイス、WTB山田章仁はこの日3度ゴールラインを越え、再びトライランキングの単独トップに立っている。最下位のNTTドコモはいまだ勝星なし。
 ウインドウマンス明けの第1戦を落としたトヨタ自動車だが、キヤノンとの試合を34−26で制し、プレーオフ進出に望みをつないだ。1試合で4トライ以上(この日は5トライ)したのは今季初めてで、ボーナスポイント獲得により勝点28(6勝1分3敗)の6位。キヤノンは3勝7敗(勝点17)となった。
 佐賀のベストアメニティスタジアムで行われた九州電力×リコー戦は、29−28で九州電力が逆転勝利。試合終了1分前にキャプテンのFL松本允がトライを挙げて1点差に迫ると、CTBドウェイン・スウィーニーがゴールを決め、歓喜の瞬間を迎えた。九州電力は2勝8敗(勝点13)、リコーは4勝6敗(勝点23)となっている。


 

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