海外
2012.11.09
禁止物質モルヒネ検出されたトゥーロンFLアーミテージ 容疑晴れる
今年6月のドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示していたトゥーロン所属の元イングランド代表FLステフォン・アーミテージだが、11月8日にフランスラグビー協会の懲戒審査会により、容疑が晴らされた。
5カ月前、6月9日に行われた昨季フランス選手権(トップ14)の決勝でトゥールーズと対戦したあと、アーミテージの尿から禁止物質のモルヒネが検出された。しかしトゥーロン側は、「フランス・アンチドーピング機構(AFLD)の厳しい検査によって許可された薬を、背中の痛みを和らげるために服用しただけ。パフォーマンス向上のために違法物質を使用したことは一切ない」と主張していた。
10月26日にフランスラグビー協会アンチドーピング委員会の聴き取り調査に出席し、無罪の判決を勝ち取ったアーミテージ。この件に関し、試合出場停止など、今後一切の処分がないことも確認された。