サントリーサンゴリアスの大島佐利ら4選手が引退、社業専念へ。
ジャパンラグビートップリーグのサントリーサンゴリアスが4月16日、2019-2020シーズンをもって勇退が決まった4選手を発表した。FL/CTB大島佐利(32歳)、CTB竹本竜太郎(31歳)、CTB竹下祥平(30歳)、SH芦田一顕(30歳)が現役を退き、社業専念に専念する。
セブンズ日本代表でも活躍し、サンゴリアスに10年在籍した大島は、「いつも応援してくださったファンの皆様には、感謝しかありません。ありがとうございました。シーズンは途中で残念な形(新型コロナウイルスの感染拡大で中止)で終了してしまいましたが、来シーズンこそは必ず優勝してくれると信じています。これからは、自分自身を成長させてくれたサンゴリアスとラグビーに恩返しができるようにいろいろなことに対してアグレッシブに挑戦していきたいと思います」とコメントした。
9年在籍した竹本は、「私を支えてくれた家族と仲間、そしていつも温かいご声援でチームを支えてくださったファンの皆様に感謝を申し上げます。これからは選手という立場からは離れますが、サンゴリアスファミリーの一員として、ファンの皆様とチームを応援していきます」と思いを伝えた。
竹下も元セブンズ日本代表選手で、サンゴリアスには8年在籍。「ここまでラグビーを続けてこられたのも、サンゴリアスの選手・スタッフや会社のサポート、ファンの方々の応援、家族の支えがあったからだと強く感じています。今シーズンは変則的なスケジュールの中、チームの調子も上がってきた中での突然の中止となり、大変不本意な形とはなりましたが、同時に来シーズンへの期待も大きくなりました」と述べ、これからもサンゴリアスへの声援をファンにお願いした。
そして、竹下と同期入社の芦田は、「この8年間、サントリーサンゴリアスのSHとしてチャレンジできたことは、本当に価値のあることだと実感しています。チャレンジの機会を作ってくれたサンゴリアスのスタッフ、選手、会社、家族のサポートには感謝の気持ちでいっぱいです。サンゴリアスで学んだたくさんの事をこれからの人生に活かし、活躍できるよう頑張ります」とコメントした。