女子 2020.02.18

新型コロナウイルスの影響で女子ラグビーW杯アジア最終予選延期

[ 編集部 ]
新型コロナウイルスの影響で女子ラグビーW杯アジア最終予選延期
昨年11月のヨーロッパ遠征で女子日本代表の主将を務めた南早紀(撮影:松本かおり)


 今年3月中旬に香港で開催予定だったラグビーワールドカップ2021ニュージーランド大会(女子)のアジア最終予選が、流行している新型コロナウイルスの影響により、延期されることが決まった。同地域の統括団体であるアジアラグビーによると、香港開催は変わらず日程変更となり、早ければ5月8日、12日、16日におこなわれる(暫定)。

 2大会連続5回目のワールドカップ出場を目指す女子日本代表(サクラフィフティーン)は、アジア最終予選でカザフスタン、香港の女子代表と3チーム総当たり戦を実施し、優勝チームが出場権獲得となり、2位チームは年内におこなわれる予定の敗者復活戦に進む。

 中国で発生した新型コロナウイルスは世界的に感染が拡大しており、4月に開催予定だったワールドラグビーセブンズシリーズの香港大会とシンガポール大会は10月に延期されることが決まっている。

 アジアラグビーは、「すべての参加者の健康と安全を優先しつつ、ラグビーをこの地域で可能な限り開催するために、全加盟協会と全体的な大会スケジュールを調整している」とコメントした。

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