明治大学の箸本と雲山、練習生としてサンウルブズに追加！

　将来の日本代表入りが期待される明治大学の逸材、現3年生LOの箸本龍雅（21歳）と2年生FBの雲山弘貴（20歳）が、早ければ今年、南半球の猛者たちを相手に戦うスーパーラグビーでプレーするチャンスをつかむかもしれない。同大会に参戦する日本チームのサンウルブズを運営するジャパンエスアールが1月14日、上記2選手を練習生としてサンウルブズに追加招集したと発表した。

　今年のスーパーラグビーは1月31日開幕で、翌日の2月1日に福岡・レベルファイブスタジアムで初戦（vs レベルズ）を迎えるサンウルブズは、現在、大分県別府市で合宿をしており、箸本と雲山は14日午後に合流した。

　箸本は東福岡高校時代から注目の選手で、2016年度高校日本代表のキャプテンを務め、明治大学では1年生時から中心選手として活躍している。大学選手権は3年連続決勝でプレーし、2018年度の第55回大会では明大の22季ぶり13度目の優勝に貢献した。身長188センチ、体重110キロと体格にも恵まれ、U20日本代表でも国際舞台を経験している。

　雲山は報徳学園出身で、2017年度高校日本代表。身長186センチ、体重88キロで、ランとキックを得意とし、サンウルブズの沢木敬介コーチングコーディネーター（サントリーサンゴリアス前監督）が「すごくいいものを持っている。将来、ジャパンになりますよ」と以前から高く評価していた選手だ。

　大学生ではほかに、早稲田大学の主将を務め日本一を達成したSH齋藤直人と、ジュニア・ジャパンを経験している天理大学3年のCTBシオサイア・フィフィタがサンウルブズ入りし、練習生として、流通経済大学2年のWTBイノケ・ブルア、慶應義塾大学2年のHO原田衛、摂南大学3年のPR郭玟慶も参加している。