海外
2012.08.23
トンガ系の大型新星マカ 仏王者トゥールーズと2017年まで契約延長
フランス王者のトゥールーズは22日、トンガ系の血を引くニュージーランド出身の19歳バックロー、エドウィン・マカとの契約を2017年まで延長したと発表した。アカデミー生として今年入団したばかりのマカは、身長202センチ、体重130キロ。もともと、2014年まで契約を結んでいたものの、リザーブ選手として出場したフランス最高峰リーグ「トップ14」の今季開幕戦でのパフォーマンスで評価が急上昇し、将来性を見込んでトゥールーズは先行投資を決断したと思われる。そのカストル戦でチームに逆転勝利をもたらしたWTBティモジ・マタナブーのトライは、力強いハンドオフでディフェンダー3人を払いのけたマカのパスから生まれていた。
エドウィン・マカは、元オールブラックスNO8で前トンガ代表監督としても知られるイシトロ・マカと、2011年ワールドカップで兄イシトロのもと代表主将を務めたルースFWフィナウ・マカの甥(おい)。とちらもトゥールーズでプレーした経験があり、サポート環境の面でも若いエドウィンにとっては心強い。