ワールドカップ
2019.08.27
チケット販売が9割に到達。売り上げ予定は60億円上乗せ
ワールドカップ組織委員会が予算案修正を発表。予算規模は1割強も大きく
8月26日、ラグビーワールドカップ2019組織委員会(以下 組織委員会)が、今年度第2回目の理事会に伴い会見を行った。会見には嶋津昭 事務総長が参席し、理事会で報告された要点二つについて明らかにした。
発表概要は次の通り。
●チケット販売状況について
・販売可能枚数182万枚、販売済み枚数は164万枚(進捗率90.5%)
・8月10日から第4次一般販売を開始。開始から16日間で約18万枚を販売した
・全試合満員を目指し大会終了までチケット販売を継続。ただし、郵送不着リスクを避けるため、今後は電子チケットのみ販売
●大会予算(案)について
・組織委員会では、チケット売れ行きが良い状況を踏まえて大会予算案を見直した
・3月時の予算:563.5億円だったのに対し、今回8月の予算案は630億円(1割強の増大)
・予算案は、今後ラグビーワールドカップ・リミテッドの承認を受けて取りまとめられる
前回=2019年3月の予算が563億円あまりだったのに対し、今回8月の予算は630億円。1割ほど予算が膨らんだ。収入の増大にともなって支出も増大し、大会規模が1割ほど大きくなったとも言える。
収入増66億5千万の大部分はチケット収入で、60億円の増加。チケット収入の総額は350億円となった。その他、観客の飲食、関係者駐車券販売による収入が約5億4千万円増加(従来はゼロ)、民間からの寄付が約1億円増加(従来は55億5千万円)した。
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