ワールドカップ
2019.08.27
チケット販売が9割に到達。売り上げ予定は60億円上乗せ
ワールドカップ組織委員会が予算案修正を発表。予算規模は1割強も大きく
支出の増加項目は多岐にわたる。今回の増収入以外にも予備費をあてるなどして、災害時などの対応に約41億円、試合会場の環境向上や装飾などに約39億円などが追加で投下される。
嶋津事務総長は支出項目について
「より多くのお客様を迎えるにあたって、必要となる設備を整える、よりよい環境で観戦をしてもらうという趣旨。万が一の場合の備えを(具体化)する面もある」と説明した。チケット売り上げの増加ぶんを、日本ラグビーの財産として貯蓄する考えはないか、そこには大会主催者側の圧力もあるのでは? との質問に対しては、まずはこの大会を充実させるのが第一だと応えた。
災害時などの対応には、決勝トーナメントが台風などで行えなくなった場合の、バックアップ会場の確保も含まれている。準々決勝以降の試合が行われる会場は、大分、東京、横浜の3ベニュー。代替会場として1、2か所程度を押さえるものと思われるが、会場は未発表。なお、プール戦が災害などで行えなくなった場合は延期はせず「中止」で、引き分け扱いとなる。
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