ワールドカップ
2019.08.13
欧州王者ウェールズに悪夢… ファレタウに続き司令塔アンスコムも負傷でW杯不参加へ
ラグビーワールドカップ2019日本大会で悲願の初優勝を狙う欧州チャンピオンのウェールズ代表(世界ランキング2位)だが、司令塔のガレス・アンスコムが右膝に重傷を負い、参加が絶望的となった。
開幕まで6週間を切り、アンスコムは8月11日にロンドンでおこなわれたイングランド代表とのテストマッチに出場し、前半33分に負傷交代。ウェールズラグビー協会によれば、検査の結果、前十字靭帯損傷が明らかとなり、「ガレス・アンスコムはラグビーワールドカップの競争から外れる」と発表した。
アンスコムはニュージーランド出身の28歳。2015年に母の故郷であるウェールズの代表となり、同年のワールドカップにも出場。フルバックでもプレーできるが、今年のシックスネーションズ(欧州6か国対抗戦)では5試合中4試合で背番号10をつけ、全勝優勝に貢献していた。
ウェールズ代表は、72キャップを持つNO8タウルぺ“トビー”・ファレタウが今夏のトレーニングキャップ中に鎖骨骨折で離脱しており、BKとFWで重要なプレーヤーを失った。
ウェールズはワールドカップ日本大会でプールDに入り、オーストラリア、フィジー、ジョージア、ウルグアイと決勝トーナメント進出をかけて戦う。