【世界ランキング】 日本が最高タイの9位に上昇！　ウェールズは初の1位チャンス逃す

　ワールドラグビーは8月12日、最新の世界ランキングを発表し、男子では、パシフィック・ネーションズカップを3戦全勝で優勝した日本が2016年2月以来となるチーム史上最高タイの9位に上昇した。

　2015年のワールドカップで、南アフリカからの金星獲得を含め歴史的3勝を遂げた日本。翌年9月からジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ率いる体制となり、テストマッチ23試合を戦い13勝1分9敗。格上のニュージーランド、イングランド、オーストラリアなどに敗れたが、2016年11月にはヨーロッパ遠征でウェールズ相手に30－33と健闘し、その1年後にはパリ郊外でフランスと引き分けたこともあった。ワールドカップイヤーの今年は、同大会で上位進出が予想されている強豪のフィジーを8年ぶりに下し、ランキングポイントがアップしていた。

　そのほかでは、8月10日に世界ランキング1位のニュージーランドが同6位のオーストラリアに敗れたため、今年のヨーロッパ王者であるランク2位のウェールズが翌日の試合に勝てば初めてトップに立つところだったが、イングランドがトゥイッケナムでウェールズを33－19で下し、それを阻止。ニュージーランド代表“オールブラックス”が2009年11月から続くナンバーワンの地位を保った。なお、ウェールズのテストマッチ連勝は14で止まった。