国内
2019.03.06
NTTコムを強くした名将ロブ・ペニーが退団 ウォーレンボスアヤコも移籍へ
2014年からNTTコミュニケーションズシャイニングアークスの指揮を執り、就任3年目でチーム史上最高となるトップリーグ5位に導き、2018-19シーズンも5位という成績を収めていたロブ・ペニー ヘッドコーチが、退団することが明らかになった。3月6日に同クラブが発表。大久保直弥FWコーチ(現 サンウルブズFWコーチ)、栗原徹スキルコーチ(慶應義塾大ヘッドコーチ就任)、坂田貴宏ヘッドS&Cコーチも退任する。
ニュージーランド出身のペニー氏は世界的名将のひとりとして知られ、かつて、母国の最高峰大会でカンタベリーを4度優勝に導き、アイルランドのマンスターでヘッドコーチを務めていた2013-14シーズンには欧州3大リーグのひとつであるプロ12(現 プロ14)の年間最優秀コーチに選ばれた人物。NTTコムでは5年指揮を執り、トップリーグで優勝争いができるチームに育てていただけに、退団は衝撃となった。
昨年11月には、スカーレッツ(ウェールズ)の指揮官に就任するのではないかという噂が立ったが、ニュージーランドの一部メディアは、「スラネスリ(スカーレッツの本拠地)行きに対して彼の妻の気持ちが変わり、日本にとどまることを望んでいるようだ」と報じていた。
また、現在はサンウルブズのNO8としてスーパーラグビーで活躍中の、ラーボ二・ウォーレンボスアヤコ(23歳)もNTTコム退団が決定。オーストラリアから来日してもうすぐ3年になるウォーレンボスアヤコは、日本代表の第三次ラグビーワールドカップトレーニングスコッドのメンバーでもある。