国内
2012.02.18
パナソニック 「前に出る」(中嶋監督)
ラグビートップリーグ4強によるプレーオフの準決勝が19日、東京・秩父宮ラグビー場で行われる。パナソニック(リーグ戦2位)は、5日に同じ場所であったリーグ戦最終節では25−59と大敗した相手の東芝(同3位)と戦う。中嶋則文監督は「セットプレーでプレッシャーをかけ、ブレイクダウン(ボール争奪局面)で思うようにさせない」と青写真を描く。
17日の練習ではラインアウトの確認に時間を割いた。これまで陣地戦略と組織守備の妙を長所としてきた同部だが、「東芝さんの調子が良くないときは、ブレイクダウンでプレッシャーがかけられている」と指揮官は言う。自分たちのスタイルに沿ったプレーも「しっかりやる」としながら、その前提条件として「セットプレー、ブレイクダウンで前に出る」ことが必要と述べた。
2011年12月4日、NTTドコモとの第5節(大阪・近鉄花園ラグビー場・○57−32)での左大腿部打撲から長期離脱し、最終節の後半18分から復帰したCTB霜村誠一主将は今回、久々に先発。短期決戦では「今まで通りじゃない」という意識が必要と語った。
東芝対パナソニック戦は12時キックオフ。
(文・向 風見也)