６カ国対抗戦　スコットランドの新主将はHOフォード

　昨年はワールドカップで初のプール戦敗退という屈辱を味わったスコットランド代表。復活を目指し、２月からヨーロッパのライバルたちとともにシックスネーションズ（６カ国対抗戦）に臨むが、アンディ・ロビンソンHC（ヘッドコーチ）は24日、代表チームの新キャプテンにHOロス・フォード（エディンバラ）を指名した。指揮官がリーダーに抜擢する予定だった29歳のルースFWケリー・ブラウン（サラセンズ）が、22日に行われたハイネケンカップのベネトン・トレヴィゾ戦で膝を負傷し、手術が必要と診断されたため、27歳のフォードに白羽の矢が立った。ワールドカップNZ大会でチームを率いたLOアレスター・ケロック（グラスゴー）は今回も代表入りしたが、先発が確約できないため、キャプテンマークを譲り渡すこととなった。
　スコットランド代表として53キャップを持つフォードは、2009年に結成されたブリティッシュ＆アイリッシュ・ライオンズのメンバーでもある。
　なお、スコットランドは５カ国対抗戦時代の1999年に優勝したのが最後で、シックスネーションズでは一度も栄冠に輝いていない。今季開幕戦は、２月４日に地元でイングランドと対戦する。