イングランド代表PRシェリダン　今夏にウィルキンソンの仲間入り

　イングランド代表としてテストマッチ40試合に出場し、2007年と2011年のワールドカップでもプレーしたPRアンドリュー・シェリダンが、今季終了後に約９年間在籍したセール・シャークスを離れ、フランスのトゥーロンに移籍することが24日、明らかになった。３年契約。４年に一度結成されるブリティッシュ＆アイリッシュ・ライオンズのメンバーとしても２キャップを持つシェリダンは、以前からフランス最高峰リーグ・トップ14への興味を公にしていて、今夏にはフランス南東部の湾岸都市で、イングランド代表のチームメイトであったSOジョニー・ウィルキンソンやLOサイモン・ショウ、FLステフォン・アーミテージらと合流する。
　イングランドのラグビー協会（RFU）は原則として、国外でプレーする選手は代表チームに選出しない方針を固めており、フランス移籍により、32歳シェリダンのインターナショナルキャリアは終わりを迎えたことになる。彼はワールドカップ期間中に痛めた肩の状態が回復しておらず、2012年シックスネーションズ（欧州６カ国対抗戦）のイングランド代表エリートスコッドからは外れていた。