国内
2011.11.19
サントリーが開幕から4連勝 ヤマハとの競り合い制す
風雨乱れる東京・秩父宮ラグビー場で19日、トップリーグ第4節の試合が行われ、サントリーサンゴリアスが26-13でヤマハ発動機ジュビロを破った。開幕から4戦全勝としたサントリーは勝点を17に伸ばし、近鉄戦に続く連敗となったヤマハは2勝2敗で勝点は10のまま。
CTBニコラスのペナルティゴール(PG)で先制したサントリーは前半27分、SOピシが相手SO大田尾のタップパスをインターセプトしてトライを決め、リードを広げた。早めに追いつきたいヤマハは、32分にFB五郎丸のPG成功でスコアボードを動かすと、その1分後には自陣でのターンオーバーからWTB徐吉嶺(ソ・キルリョン)が左サイドを約50メートル走り抜け、同点につながるトライを獲得した。
追いつかれたサントリーだが、10-10で迎えた後半は敵陣で優位にゲームを進め、PG3本追加で再びリードを奪うと、67分にはCTBニコラスがトライを奪って粘るヤマハを振り切った。
なおこの試合は暗い雨雲に覆われたにもかかわらず、ナイター照明は使用されず、運営サイドの不備に観客席からは不満の声が上がっていた。