国内
2017.11.23
花園出場校が出そろう! 昌平が初出場。桐蔭学園、東福岡など頂点目指す
東大阪市花園ラグビー場を舞台に12月27日から1月8日まで開催される「第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会」の出場校、全51校が出そろった。
初出場は1校のみ。埼玉県予選決勝で深谷との熱闘を終了間際の逆転劇(21−17)で制した昌平が、初めて憧れの聖地でプレーする。
最多15回の優勝を誇る秋田工業は67回目の出場。
11月23日には5県で予選決勝がおこなわれ、報徳学園(兵庫/vs 市立尼崎 95−0)、松山聖陵(愛媛/vs 新田 33−7)、長崎南山(長崎/vs 長崎北陽台 24−15)、熊本西(熊本/vs 九州学院 33−17)、コザ(沖縄/vs 名護 10−0)が切符を獲得した。
今春の全国高校選抜大会を制した桐蔭学園(神奈川)は県予選決勝で東海大相模を59−19で下し、3年連続16回目の出場。7季前の第90回大会決勝で東福岡と引き分け“両校優勝”という形で歴史に名を刻んでいるが、今回は単独での花園制覇を目指す。
春はU18日本代表の欧州遠征に8人を送り出し、選抜大会のタイトルを逃した東福岡だが、テンポの速いアタックと鍛えられた組織ディフェンスを武器に優勝候補と見られている。パナソニック ワイルドナイツとプロ契約を結んだことでも注目されるキャプテンのNO8福井翔大は、3冠を遂げた昨年度のチームを超えたいと意気込み「圧倒的な連覇をしたい」と力強く語った。
選抜大会と夏の全国高校7人制大会で準優勝だった京都成章は、伏見工業・京都工学院との京都府予選決勝を制して冬の大舞台へ。激戦区の大阪からは、昨年度と同じく大阪桐蔭、東海大仰星、常翔学園が全国大会への切符をつかんだ。
第97回全国高校ラグビー大会は12月2日に3回戦までの組み合わせ抽選がおこなわれる。
小倉との福岡県予選決勝を94−0と圧倒した東福岡(撮影:高山展誉)
<2017年度 第97回全国高校ラグビー大会 出場校>
【北北海道】 中標津(3年ぶり8回目)
【南北海道】 函館ラサール(2年ぶり2回目)
【青森県】 青森北(7年連続19回目)
【岩手県】 黒沢尻工業(3年連続29回目)
【宮城県】 仙台育英(22年連続24回目)
【秋田県】 秋田工業(2年連続67回目)
【山形県】 山形南(2年ぶり2回目)
【福島県】 郡山北工業(3年連続3回目)
【茨城県】 茗溪学園(6年連続23回目)
【栃木県】 國學院栃木(18年連続23回目)
【群馬県】 明和県央(2年ぶり7回目)
【埼玉県】 昌平(初出場)
【千葉県】 流経大柏(23年連続25回目)
【東京都1】 目黒学院(4年ぶり18回目)
【東京都2】 國學院久我山(2年ぶり41回目)
【神奈川県】 桐蔭学園(3年連続16回目)
【山梨県】 日川(12年連続47回目)
【長野県】 飯田(6年ぶり8回目)
【新潟県】 新潟工業(14年連続42回目)
【富山県】 富山第一(2年連続10回目)
【石川県】 日本航空石川(13年連続13回目)
【福井県】 若狭東(2年連続29回目)
【静岡県】 東海大静岡翔洋(5年ぶり10回目)
【愛知県】 中部大春日丘(5年連続7回目)
【岐阜県】 岐阜工業(7年ぶり18回目)
【三重県】 朝明(6年連続8回目)
【滋賀県】 八幡工業(7年ぶり26回目)
【京都府】 京都成章(4年連続10回目)
【大阪府1】 大阪桐蔭(6年連続12回目)
【大阪府2】 東海大仰星(5年連続18回目)
【大阪府3】 常翔学園(3年連続36回目)
【兵庫県】 報徳学園(2年連続43回目)
【奈良県】 御所実業(2年連続11回目)
【和歌山県】 和歌山工業(3年連続23回目)
【鳥取県】 倉吉東(6年ぶり11回目)
【島根県】 石見智翠館(27年連続27回目)
【岡山県】 倉敷工業(4年ぶり5回目)
【広島県】 尾道(11年連続12回目)
【山口県】 山口(2年連続5回目)
【香川県】 高松北(4年連続12回目)
【徳島県】 城東(10年ぶり11回目)
【愛媛県】 松山聖陵(2年連続3回目)
【高知県】 土佐塾(6年連続17回目)
【福岡県】 東福岡(18年連続28回目)
【佐賀県】 佐賀工業(36年連続46回目)
【長崎県】 長崎南山(4年ぶり5回目)
【熊本県】 熊本西(6年ぶり10回目)
【大分県】 大分舞鶴(32年連続56回目)
【宮崎県】 高鍋(7年連続25回目)
【鹿児島県】 鹿児島実業(4年連続18回目)
【沖縄県】 コザ(2年ぶり15回目)