セブンズ
2016.04.07
香港セブンズで昇格めざす7人制ジャパン 福岡堅樹はメンバー入りならず
香港セブンズに参加する各国・地域代表のキャプテンたち
(Photo by Xaume Olleros / Future Project Group for HKRU)
ワールドラグビーセブンズシリーズで最も華やかな大会といわれる香港セブンズが、あす8日から10日まで香港スタジアムで開催される。世界トップ15か国・地域の男子セブンズ代表が招待チームの韓国を加えて最高の栄冠を争う一方、来季ワールドシリーズのコアチーム入りをめざす日本は昇格決定大会に参戦する。
昇格決定大会に出場するのは12チームで、コアステータスを得るのは優勝チームのみ。日本はトンガ、ブラジル、モロッコと同じプールに入り、同組上位となってノックアウトステージに進出すれば、ジンバブエや香港(ドイツ、ケイマン諸島と同組)、スペイン(チリ、パプアニューギニア、メキシコと同組)がライバルとなりそうだ。
男子セブンズ日本代表は13人が香港に遠征したが、試合登録メンバーは12人で、7人制ラグビーからしばらく遠のいていた15人制スターの福岡堅樹(パナソニック)が外れた。3月のラスベガスセブンズ(アメリカ/ワールドシリーズ 第5ラウンド)で6位という好成績を収めたメンバーが中心となり、ベテランの桑水流裕策がキャプテンとしてけん引する。
昨秋のワールドカップに続き今夏のリオデジャネイロオリンピック出場もめざす福岡は、4月16、17日のシンガポールセブンズ(ワールドシリーズ 第8ラウンド)でアピールが必要となってきた。
オリンピックまであと4か月。香港でワールドシリーズ部門に臨む強豪国では、ニュージーランドはオールブラックスのソニービル・ウィリアムズや東芝に在籍するリアム・メッサムが参戦予定で、昨季までコカ・コーラでプレーしていたニック・カミンズ(オーストラリア)、豊田自動織機のライアン・カンコウスキー(南アフリカ)なども香港セブンズの大会登録メンバーに入った。
<香港セブンズ2016 男子セブンズ日本代表 大会登録メンバー>
1.レメキ ロマノ ラヴァ(ホンダ) 2.トゥキリ ロテ(クボタ) 3.徳永祥尭(東芝) 4.桑水流裕策(主将/コカ・コーラ) 5.副島 亀里 ララボウ ラティアナラ(玄海タンガロア) 6.彦坂匡克(トヨタ自動車) 7.坂井克行(豊田自動織機) 8.後藤輝也(NEC) 9.豊島翔平(東芝) 10.羽野一志(NTTコミュニケーションズ) 11.松井千士(同志社大学4年) 12.合谷和弘(クボタ)