ワールドカップ
2015.09.21
ウェールズにまた負傷者… ウルグアイに快勝するも悪夢続く
ウルグアイ戦で3トライを決めたウェールズのCTBアレンだが、負傷で今大会絶望か
(Photo: Getty Images)
(Photo: Getty Images)
ラグビーワールドカップで悲願の初優勝をめざすウェールズ代表は、地元カーディフのミレニアムスタジアムで20日、今大会のプールステージ最激戦区といわれるA組の初戦でウルグアイ代表と対戦し、54-9で快勝した。
堅守で南米のチャレンジャーにゴールラインを割らせず、攻めては計8トライでボーナスポイントも獲得している。
しかし、ハットトリックを決めたCTBコリー・アレンがハムストリングの負傷で交代。さらに、PRのサムソン・リーとポール・ジェームズ、現スコッドの1番手FBであるリーアム・ウィリアムズもダメージを負い、状態が心配される。
今大会のウェールズ代表は怪我人続出という悪夢に襲われている。本番直前のウォームアップゲームでは世界的スターのFBリー・ハーフペニーと、キーマンのひとりだったSHリース・ウェッブが負傷で離脱し、苦しい戦力での戦いを強いられている。
「プロップ(PR)では厳しい決断をしなければならないかもしれない。現時点で使えるプロップは3人しかいないため、(負傷した選手の誰かを離脱させ)追加招集をする必要があるかもしれない。しかし、その決定をするのにまだ24時間ある。コリー(アレン)については、医者はかなり悪そうだと言った。現段階では替える必要がありそうだ」とウォーレン・ガットランド ヘッドコーチ。
ウェールズ代表の次戦は26日。トゥイッケナムでイングランド代表と対戦する。