トヨタヴェルブリッツ、オールブラックスのWTBマーク・テレアら12名の新加入選手発表。

NTTリーグワン ディビジョン1のトヨタヴェルブリッツは8月1日、2025-26シーズンの新加入選手を発表した。PRタウファ・ラトゥ、HOスカルク・エラスマス、HOジョネ・ケレビ、HOソロモナ・タイレル、LOローレンス・エラスマス、LOハリソン・ゴギン、LOザック・ギャラハー、LOハリー・ボルトルッシ、SO/FBエイダン・モーガン、WTBマーク・テレア、CTBセミシ・トゥポウ、UTB森谷圭介の総勢12名がトヨタVに加入する。
マーク・テレア(28)はニュージーランド代表“オールブラックス”19キャップで13トライの実績を有する、スピードとストレングスに優れたプレーヤーだ。2023年W杯にも出場し、準優勝に貢献している。
今年4月にInstagramアカウントで来季日本でプレーすることを宣言、移籍先が注目されていた。トヨタVは元オールブラックスHCのスティーブ・ハンセンHCとW杯を共に戦ったイアン・フォスター共同コーチが所属している。元オールブラックスのSHアーロン・スミスも同僚となる。
「新しいチームメイトに会うのが待ちきれませんし、スティーブ、そしてフォジー(フォスター)との再会を通じて、今シーズンチームに貢献したいと思います。家族とともに日本の文化に触れ、フィールドの内外で地域の一員として過ごすことを心から楽しみにしています」とエキサイティングな心持ちが伝わるメッセージを発している。
NZ代表歴のあるマーク・テレアの登録はカテゴリCとなる。リーグワンの規程では、1チームのカテゴリC選手は3名まで登録できる。トヨタVはアーロン・スミスのほかLOリッチー・グレイ、FLピーター・ステフデュトイが所属しており、チーム編成が注目される。
東京サントリーサンゴリアスから移籍するユーティリティーBK森谷圭介(31)は、昨季シーズン後半からSOでプレータイムを稼ぎ、チームのプレーオフ進出に貢献した。「これまでの経験を活かし、グラウンド内外で良い影響を与えられる様に尽力いたします」と意気込みを語っている。
同じく国内移籍組の一人、オーストラリア出身のセミシ・トゥポウ(26)は昨季リコーブラックラムズ東京で13試合4トライを記録した。兄のFLウィリアムとチームメイトになる。
トヨタVは昨季レギュラーシーズン4勝1分13敗で12チーム中10位の戦績だった。
<トヨタヴェルブリッツ 2025-26シーズン新加入選手>
PR タウファ・ラトゥ(183cm/120kg・1998/4/5・BL東京)
HO スカルク・エラスマス(184cm/108kg・1998/4/16・S東京ベイ)
HO ジョネ・ケレビ(184cm/105kg・1998/8/22・S愛知)
HO ソロモナ・タイレル(178cm/109kg・2002/2/22・環太平洋大)
LO ローレンス・エラスマス(200cm/115kg・1993/6/14・浦安DR)
LO ハリソン・ゴギン(206cm/126kg・2001/5/22・ノース[AUS])
LO ザック・ギャラハー(198cm/118kg・2001/9/4・ハリケーンズ(SRP))
LO ハリー・ボルトルッシ(200cm/111kg・2004/8/4・マンリー[AUS])
SO/FB エイダン・モーガン(174cm/80kg・2001/6/7・アルスター(URC))
WTB マーク・テレア(186cm/94kg・1996/12/6・ブルーズ(SRP))
CTB セミシ・トゥポウ(190cm/98kg・1999/6/29・BR東京)
UTB 森谷 圭介(185cm/93kg・1994/3/4・東京SG)
※カッコ内は身長・体重、生年月日、前所属チーム