新しいラグビーの聖地・丸の内に、ラグビー好きの集まるスポーツバーがオープン。『GARB Cheers OTEMACHI』

高層ビルが立ち並ぶ日本有数のオフィス街、大手町。スーツ姿のビジネスマンがあわただしく行き交う街の一角に、ラグビー色の強いスポーツバーがある。
エキサイティングダイナー、『GARB Cheers OTEMACHI』だ。
天井の高い落ち着いた空間の店内には、さまざまなジャージーやラグビーをモチーフにした絵画などが飾られている。メインホールの壁面には大型ディスプレイが設置され、迫力ある映像で試合を観戦しながら飲食することも可能だ。
2024年10月に同店をオープンする中心となったのは、「オール三菱ラグビーフットボール倶楽部」。三菱系の企業で働くメンバーで構成され、1918年に創設された歴史あるラグビーチームだ。
長くオール三菱倶楽部の理事長を務め、明治大学ラグビー部のOB会長でもある西妻多喜男さんが話す。
「みんなで一致団結してオール三菱を盛り上げていくために、まずは人が集まれる場所を作りましょう、と。そこから三菱地所のメンバーが場所を見つけ、キリンのメンバーがオーナーとしてGARBさんを探してきてくれました。ここを起点に、オール三菱のメンバーはもちろん、多くのラグビーファンやラグビー関係者が集まって、いろんなことを発信する場所になっていけばと思っています」
店内はイス席とスタンディング席合わせて最大60名ほどが入ることができ、外にはテラス席もある。トータルで100名近いキャパシティを誇り、パーティーや結婚式の二次会などさまざまな利用法が可能だ。オール三菱のあるメンバーは、高校ラグビー部時代の同期会をおこない非常に好評だったという。

ちなみに「GARB」は都内4店舗をはじめ全国各地に店舗を構える人気飲食店。そのためドリンクやフードには定評があり、若者や女性のグループも多く訪れるという。仲山陽子店長いわく、「世界各地のビールと自家製のピザがおすすめ」とのことだ。

「いろいろな国の瓶ビールを用意しているので、その国のスポーツをイメージしながら飲んでいただければ楽しいかなと。またピザは直径35センチのサイズでインパクトがあります。ボリュームもいっぱいなので、ラグビーをされる方にはぴったりだと思います」(仲山店長)

大型ディスプレイではラグビーに限らずさまざまなスポーツの注目ゲーム中継が流されており、貸切の場合は持ち寄った映像やリクエストに応じたビデオを上映することも可能。同窓会などで懐かしの試合映像などを観ながらおいしい料理やお酒を楽しめば、盛り上がること間違いなしだろう。
三菱地所は「丸の内15丁目プロジェクト」を展開するなど、丸の内をラグビータウンにすべくさまざまな取り組みを進めている。『GARB Cheers OTEMACHI』は、そんな新しいラグビーの聖地のど真ん中に誕生した、ラグビー好きの人々が集えるシンボルともいえる。
スタジアムとは違った形でスポーツ観戦を楽しむスペースとして。またラグビーを軸にしたコミュニケーションの場として。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがだろうか。