ワールドカップ 2025.01.30

RWC2027の開催7都市が決定。開幕戦はパース、決勝はシドニー。

[ 編集部 ]
RWC2027の開催7都市が決定。開幕戦はパース、決勝はシドニー。
「ウェッブ・エリス・カップ」とシドニーのシンボル、オペラハウス(Photo/Getty Images)

 男子ラグビーワールドカップ2027(RWC2027)オーストラリア大会の開催都市が決定、1月30日に国際統括団体「ワールドラグビー」から発表された。開幕戦のパース、決勝がおこなわれるシドニーを含む7都市で52試合が開催される。

 2003年の第5回大会以来のオーストラリアでの開催となる2027年の第11回RWC。10月1日から11月13日までの6週間にかけて、アデレード、ブリスベン、メルボルン、ニューカッスル、パース、シドニー、タウンズビルの7都市で試合が繰り広げられる。

 西部最大の都市、パースでは開幕戦を含むプール戦5試合、ラウンド16の2試合がおこなわれる。ニューカッスルとタウンズビルではプール戦4試合、アデレードではプール戦5試合が開催される。その他の都市でもプール戦の日程が組まれている。

 ノックアウトステージ1回戦であるラウンド16はブリスベン、メルボルン、パース、シドニーで2試合ずつ、準々決勝はブリスベンとシドニーで2試合ずつ、準決勝から決勝まではシドニーで全試合がおこなわれる。

 RWC2027の参加チーム数がこれまでの20から24に拡大することに伴い、予選プールは4チーム×6プールの形式となり、上位16チーム(各プール1・2位=12チーム、3位の上位4チーム)がノックアウトステージに進出する。

 日本を含む、2023年フランス大会の4つのプールステージの上位3チームはすでにRWC2027への出場資格を得ている。残り12枠の予選プロセスは昨年8月にワールドラグビーより発表されている。

 ワールドラグビーは大会開催期間中の海外からの来訪者は25万人、オーストラリア全土にもたらす直接経済効果は13億豪ドル(約1,300億円)との予測を立てている。

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