各国代表
2025.01.28
シックス・ネーションズに新技術「タッチファインダー」導入。タッチラインの判定をサポート。
現地時間1月31日に開幕する「シックス・ネーションズ(6N)2025」で、スマートボールの技術を進化させた「タッチファインダー」システムが導入される。1月23日に大会公式サイトで発表された。
ラグビー欧州6カ国対抗戦「シックス・ネーションズ」
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国際統括団体「ワールドラグビー」が導入した「スマートボール」テクノロジーはピッチ上に配置された位置情報発信端末・システムであるビーコンがスマートボールを追跡し、ボールの正確な位置を1秒間に最大20回特定するもの。2023年のU20チャンピオンシップをはじめとした各大会で試験導入された。
今回6Nで導入されるタッチファインダーはスマートボールテクノロジーの進化系で、キックしたボールがタッチラインを超えたか否かを正確に判断できるため、審判団の中でも特にアシスタントレフリーの大きなサポートになるという。
また昨秋のオータム・ネーションズシリーズで導入されていたレフリーの「オンマイク」も継続され、テレビだけでなく試合会場内にレフリーの意思決定のアナウンスが響くことになる。同じく、試験実施ルールである技術的な反則に向けた「20分レッドカード」と、故意かつ危険なファールプレーに対して試合全体を通して退場させる従来の「フルレッドカード」を出すことができる“選択肢”のシステムも継続となる。
同様に、今季のリーグワンでも導入されている「世界的試験実施ルール」も適用される。2025年の6Nは、1月31日のフランス対ウエールズ戦(サン・ドニ)で幕を開ける。