国内 2024.09.30

【関西大学リーグ】同志社大は終盤に3点差まで詰めるも、天理大に敗れる。京産大は摂南大に11トライ快勝。

[ 編集部 ]
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【関西大学リーグ】同志社大は終盤に3点差まで詰めるも、天理大に敗れる。京産大は摂南大に11トライ快勝。
この日は12番で先発した京産大の辻野隼大共同主将(撮影:平本芳臣)
高いハンドリングスキルと力強いボールキャリーを見せたFL上ノ坊悠馬(撮影:平本芳臣)

■関西大学Aリーグ・9月29日@天理親里競技場(奈良)
【天理大 52−28 同志社大】

 京産大を相手にした開幕節ではチーム史上ワーストとされる97失点の大敗を喫した同志社大。しかし、この日は昨季2位の天理大を終盤まで追い詰めた。

 先制したのは同志社だ。前半9分、HO荒川駿のロングゲインから最後はCTB森岡蒼良がトライを挙げた。

 以降もCTB森岡がラインブレイクするシーンも作ったが、相手の勢いのあるカウンターアタックを止められず、3連続失トライ。
 天理大が挙げた前半終了間際の3トライ目では、FB上ノ坊駿介がチップキックを自ら確保し、PR外村君太郎アッシャーが2トライ目をマークするなど鮮やかにスコアした。

 後半の立ち上がりにもNO8パトリック・ヴァカタが左タッチライン際を走り抜け、天理大が26-7とリードを広げた。

 同志社大の反撃はここからだ。14分、相手の反則を起点にゴール前まで迫り、途中出場のSH石田太陽がラック脇を突く。
 SH石田はその2分後にも見せる。相手のパスミスでこぼれたボールを味方が敵陣に蹴り込むと、快速を飛ばしてドリブル、インゴールで抑えた。

 21分にはトライを許すも、30分に再び攻勢に出る。SO大島泰真の50:22キックから最後はHO荒川が押し込む。28-31と3点差で詰めた。

 逆転の機運が高まったが、直後に自陣深くでのスクラムでターンオーバーを許し、そこから3連続失トライと崩れた。

開幕戦から立て直した同志社大(撮影:平本芳臣)

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