国内
2015.04.04
コカ・コーラの新主将に山下昂大! 向井昭吾GMは勇退
昨季のチームMVPに選ばれた山下昂大が主将になってレッドスパークスをけん引する
(撮影:Hiroaki.UENO)
(撮影:Hiroaki.UENO)
2015-2016シーズンのトップリーグに九州勢として唯一参加するコカ・コーラレッドスパークスは4月3日、新体制を発表し、早大時代から抜群のリーダーシップを発揮してきた4年目のFL山下昂大が新キャプテンに就任したことが明らかとなった。バイスキャプテンはWTB/FB川口皓平が務める。
チームスタッフでは、2012年からGMを務めていた向井昭吾氏がレッドスパークスを離れた。日本代表監督として2003年ワールドカップで指揮を執った翌年、コカ・コーラウエストジャパンの監督に就任し、2年目でトップリーグ昇格に導いた闘将。向井氏が先頭に立って礎を築いてきたレッドスパークスは、次のステージを目指し、35歳の山口智史監督など若い人たちが中心となってさらに強化を図っていく。
レッドスパークスとは一線を画すことになる向井氏だが、今後もラグビーに積極的に関わっていく予定で、クリニックや講演会などで全国を回ることになりそうだ。
また、2015年度新加入の6選手も発表され、大学選手権6連覇を遂げた帝京大のウイニングカルチャーを知るHO/LO町野泰司とSO山崎雄希、東海大の副将だったSH松島鴻太、U19日本代表の経歴を持つ大東大出身のFL鈴木秀明、京産大バックラインの中心選手のひとりだったCTB山本耀司、中京大の主将を務めたPR日比野壮大が、決意を胸にコカ・コーラレッドスパークスに加わっている。
コカ・コーラレッドスパークスの文化を育んできた向井昭吾氏(撮影:松本かおり)