日本代表主将リーチ、スーパーラグビーデビュー目前! 今週金曜ベンチ入りか
(写真は東芝での試合より/撮影:松本かおり)
日本代表主将のFL/NO8リーチ マイケル(東芝)が、今週金曜日に念願のスーパーラグビーデビューを叶えるかもしれない。チーフスがあさって6日に地元ハミルトンでおこなわれるハイランダーズとのニュージーランドダービーに向けて試合メンバーを発表し、リーチはリザーブ“候補”に名を連ねた。脳震とうで苦しんでいたリーアム・メッサム主将が出場OKとなって8番をつければ、育成枠からの昇格組で今季開幕から3試合連続出場(2試合先発)していたNO8/FLマアマ・ヴァイプルがベンチ入りする可能性もあるが、メッサムの出場が見送られた場合はリーチにチャンスがめぐってくる。
リーチは2013年にもチーフスのスコッドに入ったが、合流前のトップリーグで左ひじを骨折して出遅れ、ようやくチャンスをつかみかけた矢先にフィジー代表とのテストマッチ(同年6月)で左足首を骨折し、スーパーラグビーの舞台には立てていなかった。
相手のハイランダーズには日本代表SHの田中史朗(パナソニック)が所属しており、田中も試合登録メンバーに入れば、スーパーラグビーの同じフィールドで日本代表選手が敵・味方に分かれて対峙するシーンが再び見られるかもしれない(2014年4月4日のハイランダーズ対レベルズ戦で、田中×マレ・サウが実現)。
これまでスーパーラグビーデビューを果たした日本代表選手は、田中、HO堀江翔太(レベルズ/パナソニック)、CTB/WTBマレ・サウ(レベルズ/ヤマハ発動機)の3人。今季はニュージーランドのチームに所属する田中とリーチのほかに、新たに4人の日本代表選手がオーストラリアに渡り、パナソニックのWTB山田章仁(フォース)とPR稲垣啓太(レベルズ)、サントリーのFL/NO8ツイ ヘンドリック(レッズ)とCTB/WTB松島幸太朗(ワラターズ)もスーパーラグビーに挑戦している。