国内 2023.10.29

【第6回全国U18女子セブンズ】関東学院六浦が2年ぶりのV、京都成章を完封!

[ 編集部 ]
【第6回全国U18女子セブンズ】関東学院六浦が2年ぶりのV、京都成章を完封!
関東学院六浦が京都成章ゴール前に攻め込む(撮影:長岡洋幸)

 全国9ブロックから選抜された16チームによる第6回全国U18女子セブンズラグビーフットボール大会が10月28日・29日に熊谷ラグビー場Bグラウンドでおこなわれ、関東学院六浦が京都成章を完封で下し、2年ぶり2度目の優勝を飾った。

 決勝は実力チーム同士の対戦となり、ハイレベルな見ごたえのある戦いが繰り広げられた。巧みなハンドリングでパスをつなぎ、チャンスとみるや長いパスで思い切って外に回し、そして一撃必殺のタックル…。序盤は激しく攻守が入れ替わるスピーディーナ展開。そして3分過ぎ、関東学院六浦は中央ライン付近左サイド、齋藤紗葉をサポートした伊藤ちひろが一気にインゴールまで走り切って先制した。

 後半5分には、相手ゴール前のペナルティからタップキックの速攻でつなぎ、最後は高田明里が飛び込み、終了間際にはタックルから相手ボールを奪い、山本梨月がステップで相手をかわしてゴール前に迫ると、最後は勢いよく走り込んだ齋藤紗葉がゴール下にダメ押しのトライを挙げた。

後半7分、関東学院六浦、齋藤紗葉がダメ押しのトライ(撮影:長岡洋幸)

 京都成章もスピードのあるBKで何度も相手陣に攻め込んだものの、関東学院六浦の粘り強いディフェンスに、ゴールラインを割ることは出来なかった。

「昨年、佐賀工業にキックオフの攻防で負けてしまったので、今年はマイボールキックオフの確保など、キックオフには力を入れてきました。初日は自分たちのラグビーができなかったけれど、今日は、もう一度自分たちのやってきたことを思い返して自信を持って挑んで、六浦のラグビーができたかなと思います」と関東学院六浦キャプテンの上野花珠は会心の勝利に喜びを口にした。

 なお、MVPには決勝ですべてのコンバージョンを決めた山本梨月が選ばれた。

2年ぶり2回目の優勝を飾った関東学院六浦

【最終順位】

優勝:関東学院六浦高等学校(関東)

準優勝: 京都成章高等学校(近畿)

3位:四日市メリノール学院高等学校(東海)

4位:福岡ラグビーフットボールクラブ(九州)

5位:佐賀工業高等学校(九州)

6位:麗澤高等学校(関東)

7位:石見智翠館高等学校(中国)

8位:ARUKAS YOUTH KUMAGAYA(開催県)

9位:追手門学院高等学校(近畿)

10位:桐蔭学園高等学校(関東)

11位:花巻東高等学校(東北)

12位:CHEERS(九州)

13位:鳴門渦潮高等学校(四国)

14位:北海道女子選抜(北海道)

15位:ORYGINA NIIGATA WRFC(北信越)

16位:SCIXラグビークラブ(近畿)

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