海外
2011.05.15
モンペリエが初のトップ14プレーオフで準決勝進出 PG6本でカストル撃破
フランス国内選手権トップ14のプレーオフ1回戦、カストル対モンペリエの試合が14日に行われ、リーグ戦6位通過のモンペリエが敵地でリーグ3位のカストルを18−17で破り、準決勝進出を決めた。モンペリエは1986年の創部以来、トップ14のプレーオフ進出は初めてであり、4強入りで歴史をまた新たに書きかえた。
前半4分、カストルはFLイブラヒム・ディアッラのトライで先制し、39分にはペナルティトライで得点を重ねたが、モンペリエはアルゼンチン出身WTBマルティン・ブストス・モヤノのペナルティゴール(PG)が安定し、ゲームに緊張感を保った。モンペリエは2人にイエローカードが出されるなど数的不利になりながらも、粘り強く食らいつき、後半30分にはブストス・モヤノによるこの日6本目のPGでついに逆転。カストルは試合終了間際にPGのチャンスをつかんだがモノにできず、今シーズン初めてホームで黒星を喫した。18年ぶり4度目の優勝を狙ったカストルだが、プレーオフ1回戦で夢は散った。
下剋上に燃えるモンペリエは5月28日の準決勝で、リーグ戦2位通過のラシン・メトロ92に挑む。